固定された勝ち組女性のイメージ

適齢期に結婚、出産をすることができ、夫が高学歴で高収入、自宅は人気エリアの一軒家。家事育児は、実家やシッターが面倒を見てくれるので、いつでもおしゃれでいられる。
こんな余裕のある生活が成功例として挙げられ、勝ち組と言われます。実際、30代~50代の女性をメインターゲットにした女性誌では、若々しく美しく洗練された外見、風貌、ファッション、メイクといったものが中心に記事が展開されています。
「子どもはインターナショナルスクールか名門私立。ママ友とも仲が良く、うまく食事や会話ができていて、スマートな生活をしている。自身もお店やサロンを経営していて独立した収入を確保しており、やりがいのあるキャリアを積んでいるといった生活」
などと予想できてしまうほど、女性の勝ち組という固定観念には具体性があるのが特徴です。
若くして出産をしているので子どもが成長しても若々しく、旦那様との関係もうまくいっており、家庭は順風満帆といったように、すべてにおいて満足できる生活をしている人を想定してしまいます。

しかし、実際はどんな人でも不満やストレスはあります。自分を負け組だと思ってしまうこと自体が自分の生活へのストレスや不満を、空想の中の憧れの生活をしているであろう存在にぶつけているということに気が付くことが大切です。
どんな生活スタイルであっても人間関係や社会関係にもまれてしまいますから、ストレスや不満は必ず生じてきます。
毎日食事ができて、眠る場所があって、仕事があってもなくても、自分がとても幸せな勝ち組であると考えられる人が、本当の勝ち組といえます。